どうもkaiです!
この記事ではキラキラプリキュアアラモードのパティシエ衣装の製作方法を解説しています。
大人用なのでコスプレイヤーさんにお勧めです^^
生地選びから型紙の製作、縫製まで細かく解説しております。
まずは生地選びから始めましょう!
◆どうやって作って行くのか◆
製作の方法ですが、もちろん1から型紙を引いたりしません!
メイド衣装の型紙が付いている雑誌の型紙を利用していきます。
ですが・・・持っていないよ!ってかたもいると思いますので少し難しく感じるかもしれませんが、袖をパフスリーブに改造する方法も1から細かく長くなってもいいので動画にします!!
なのでもしパフスリーブの衣装の型紙を持っていない方は買うか!チャレンジして見て下さい!
型紙をいずれ自分でも改造出来るようになりたい方はチャレンジを!
簡単に製作したい方は型紙を購入して製作して下さい!
コスプレ衣装製作で有名なUSAKOさんの出されてる本に、もしメイド服の型紙があればあの本を購入するのもいいかと思います^^
ただ、初心者Bookと言ってもやはり本なので自分で作れないって方が多いと思いますので私は余すことなく解説していきます!
本当の初心者に向けて
正直・・・私は服飾の学校に通っていましたし、衣装も沢山作ってきました。
なので初心者の方の為に製作動画を撮ってもたまに専門用語を使ったりするかもしれません;
ですが出来る限り分かりやすく解説していきたいと思いますので、今までの動画でもし分かりにくい所やもっと見たい所などありましたらお気軽にコメント頂ければ詳しく解説した動画を改めてUP致します!
ホントにちょっとした事でも大丈夫です^^もう少しボタンの付け方を・・・とか玉結びが・・・とか、もっと言えばどうやったら簡単に糸通しが出来るか!とかでも大歓迎です!!
USAKOさんのコスプレ衣装製作基礎Bookは正直とっても親切で分かりやすいと思います。でもそれは私が『服の作り方』を知っているからであって、本当に針も糸も触ったことのない人からすると難しいのかもしれません。
レビューなんかで「初心者むけじゃない」というのを見かけてビックリしました。私にはものすごくありがたい本だと思えたからです。
ただ、それでも分からない人がいて、でも自分で衣装が作りたい!と思うレイヤーさんは多いと思います。なので、私は少しでも型紙を理解出来て縫う時のコツや誰も詳しくは解説しないところを解説していこうと思いました。
なので今回製作するパティシエ衣装も細かく解説しながら製作をするのでゆっくりだとは思いますが初心者の方でも作れる様に動画で解説致します。
頑張って一緒に完成させましょうね!!
では早速型紙製作編をどうぞ^^
元にする型紙と型紙製作の工程
◆付録の型紙の解説と使う型紙・変更箇所・追加の型紙について◆
◆製作の段取りについて◆
◆変更の要らない型紙写し◆
まずはそのまま使える型紙を写し取っていきます!
トップスとギャザースリーブの袖です。
◆型紙を変形させる◆
エプロン用に襟を変更・袖のカフス部分の変更
◆スカートの書き方と簡易定規の作り方◆
全円スカートの計算式
【ウエスト×ギャザー分量+ゆるみ】→ギャザーを2.5倍寄せて、ゆるみ分2㎝の場合
68×2.5+2=172
半円を求めるので172÷3.14÷2=27.4㎝
なので27.4㎝の半円を書けばウエスト部分の計算完了です!
◆ない型紙を作る◆
エプロンは型紙が無いのでトップスを元にエプロンの型紙を作って行きます!
スカートの型紙も使っていきます^^フリル部分は原作に寄せて作って行くのでただ真っ直ぐの布をギャザー寄せてなんて作りはしません!!なので少し実験をしてワンピース部分が出来たら合わせて作ってみようと思います!
◆型紙が揃ったら縫い代をつけてカット◆
全部のパーツが揃ったら型紙に縫い代をつけてカットしていきます。カットはただ切るだけなのでいつも通り倍速でお送りします^^
プリキュアアラモードのパティシエ衣装風の生地選び
- ワンピース(水色)→ドレスサテン ブルー417
- エプロン(白)→アーバンツイル モノトーン1383
- エプロンのベルト・リボン→ドレスサテン レッドピンク377
- エプロンのミント色のライン→エナメル薄手 グリーン1487
- エプロンフリル(薄ピンク)→ドレスサテン レッドピンク434
- お花のモチーフ(黄色)→PUフェイクレザー イエローオレンジ930
- カフスのライン・帽子のリボンはひまりちゃんカラー(黄色)→PUストレッチレザーイエローオレンジ683
- 胸元のリボン(薄い黄色)→スタンダードサテン イエローオレンジ503
- 金のボタン4つ→ABS樹脂ボタン01 – ゴールド01
以上がプリキュアアラモードのパティシエ衣装ひまりちゃんカラーでの生地購入になります!
ドレスサテンが多いのは私が好きな生地質というのもありますが、サテンよりしっかりした生地なので初心者の方でも裁断しやすいからです^^あとはハリ感があるのでワンピースのふんわり感を出しやすいというのも理由の1つです!
ミント色のラインもエナメルにしたのは端処理が不要で、裁断しやすいからです^^
出来る限り簡単に製作を進めてもらえるのが1番かと思ってます!
エプロンの白の部分のアーバンツイルという生地は特に理由はないです!しいて言うなら扱いやすい?ぐらいです
薄すぎる生地でなければこちらはお好きな生地を使ってOKです( *´艸`)
◆生地の質感・何処に使う生地かの解説◆
型紙を解説しながら上の動画で紹介した生地のどれを使うかも合わせて動画にしました。
◆製作した型紙と使う生地◆
◆芯張りするパーツ◆
- ワンピース部分のカフス
- ワンピース襟ぐり(見返し)
- エプロンの白い生地
- エプロンのベルト部分
- 胸元のリボンに使うスタンダードサテン
※芯張りは芯の厚さなどを理解してからの方がいいと思いますが、薄い物でしたら芯張りしていても大丈夫です^^厚い芯は避けて下さい。
パティシエ衣装のワンピース
まずは生地をアイロンで綺麗にならして行きます!
◆地直し◆
その後に入って行きます。裁断は大きなパーツからカットしていくといいと思います^^
◆裁断の順番◆
- トップスのパーツ(前見頃・後ろ身頃)
- スカート部分
- 脇見頃
- カフス
- 見返し
こんな感じです!ですが、生地全体に型紙が入るように配置していくので上の通りという訳ではないです。
あくまで大きなパーツから優先してカットして下さいね(^_-)-☆という目安です♪
裁断する時は生地の表を内側にして2枚合わせにして
◆裁断風景◆
1番大きなパーツのである全円スカートを裁断していきます!生地幅が大きかったので『わ』で取れました^^
カットしたのがこちらです!
これは『わ』でカットしているのでこの型紙の2倍の大きさになっています。
全円スカートをカットした余り部分で前脇見頃と後ろ脇身頃とカフスがカット出来ました!
残りのパーツは前・後ろ身頃、袖だったのでこの時点で『そんなに生地使わないで大丈夫だな~^^』と思ってましたw
私かなり買っていたので(*´з`)
そして残りのパーツを配置してみるとこんな感じでした!
前身頃は『わ』で取るので生地のわっかの部分に配置してあります。
逆に後ろ身頃は生地の『みみ』の部分に配置してピン止めして、真ん中に袖を配置してカットしていきます。
裁断が終わるといつもこんな感じでトルソーに刺しておきますw
スカート部分はギャザーにするかプリーツにするか迷っていたので型紙を外して実際に巻いて形を見てみました!
4つぐらいタックを入れた方がもしかすると原作に近い形になると思います^^
※まだ考え中です!
※袖にはギャザー止まりや袖山の印があるので型紙と一緒に印も3mmぐらいの切込みを入れておきましょう。
この型紙だと袖口の2か所、袖山の3か所の計5か所の印の切込みを入れます^^
カットしたパーツがどのパーツか分からなくなりそうな方はこんな感じで縫うまで置いておくといいですよ!
◆端処理◆
裁断が全部終わったら端処理をします!
端処理はギャザーを寄せる袖と見頃の袖ぐり以外をやります。
家庭用ミシンでの場合はジグザグ縫いを。
端処理できる縫いが出来ない方は『KAWAGUCHI ピケ ほつれ止め 33ml 11-240』などをつかって端処理をするか
すてミシンと言って縫い代の半分辺りにミシンを掛けておくといいです^^
トップスの見頃を縫っていく
裁断と端処理が終わったら縫いに入って行きます。
まずは前身頃と前脇見頃を縫い合わせます。
ここで型紙を引いた時に私が動画で何度も言っていた縫い代の付け方が『あぁ!こういう事か!』と思うはずです!
見頃の部分の尖った縫い代は・・・
↓動画で気を付けてと何度も言った縫い代の部分↓
型紙できちんと縫い代を付けているのでこの様にピンで合わせた時も綺麗になります(^_-)-☆
これをミシンで縫って
割りアイロンとは縫い代をこの様にすることです^^
↓表から見るとこんな感じになります↓
反対と後ろ見頃・後ろ脇見頃も同じ様に縫い付けて行きます。
縫い付けた後は前身頃と後ろ身頃を縫い合わせます。
肩と脇を縫って割りアイロンするとこんな感じでトップスの形が出来ます!
↑※スカートはただ巻いてピンで止めてるだけです。
スカートは裾の部分を1cm内側に折りアイロンをかけ、7mm幅で縫っておきます。
↑ワンピースの開きは大きくしたいのでスカートのピン止めをしている部分の下だけを縫います。
ウエスト部分はギャザーにするかタック・プリーツにするかまだ迷っていますがお好きな方法で縫ってOKです!
ただギャザーにしろ、タックにしろ、トップスの裾まわりの長さとスカートのウエスト周りの長さは同じでないといけません。
なのでメジャーなどでトップスの裾まわりの長さ・スカートのウエストまわりの長さを図っておきます!
トップスの裾周りの長さは66.5㎝(私の場合)でした。これは縫い代を入れて図った長さなので2㎝引いた64.5㎝が出来上がりになります。
生地の購入について詳しく解説!
ワンピースの生地の購入長さですが、120㎝でOKです!これからカットして芯張りする見返し分を入れてもこのぐらいで十分です♪
実質100㎝ぐらいしか使っていないのですが、念のために20㎝多めに購入しておくと何か失敗したり配置をミスしたりした時にも安心です!
10㎝=¥148(税抜き)×120=¥1776になります(^^)/
ワンピース1着、しかも自分のサイズに合わせて質の良い生地で作れるなら安いですね!!
ちなみに私は4着作れる分の生地を買いましたwでもあきらさん以外の4人は全員作れるのでいいかな~と思ってます♪
~トップスとスカートの縫い合わせ~
実はもう縫い付けてしまいました!!
私はギャザーではなくタックをサイドとバックに4つ入れる事でトップスのウエスト回りと長さを揃えました。
ドレスサテンはしっかりした生地なので正直ギャザー寄せるのが大変です。
硬い・・・袖ぐらいならいいのですが、全円スカートのウエスト全体は・・・その・・・面倒w
というのは冗談で!この方が原作のシルエットに近いと思ったからです^^
トップスの裾周りとウエスト回りの長さが合えばいいのでギャザーでもタックでもプリーツでもOKです!
↑この部分を縫い付けて端処理を済ましたものが先に載せたワンピースです。
~袖のギャザー寄せ~
袖のギャザー寄せはこっちもタックにするか迷っていたので片方を試しにギャザー寄せしました!
綺麗に形が出るのでこちらは元々の予定通りギャザーパフスリーブで製作していきます^^
こんな感じのシルエットになります^^いい感じです♪
これを寄せると上の袖が出来ます!写真の後にギャザーの解説動画を入れますので
ギャザー綺麗に寄せれない(/_;)ってかたは是非見て下さい。
※この白いピンが刺さっている所が袖の前部分です。
ギャザーを寄せるとどっちが袖の前か後か分からなくなってしまうので印をつけておくと分かりやすいです!
縫い代内にチャコペンで印をつけるのが一番いいかと思います^^
私の方法だと生地にピンの跡が残ってしまうからですw特にサテン系の生地は・・・
◆袖のギャザー寄せ~動画◆
※袖ぐり44.7㎝
◆見返しの型紙製作&芯張り◆
芯張りした見返しをワンピースの襟ぐりと合わせて縫います。
見返しを縫い終わった所
まずはひまりちゃんカラーのラインを縫い付けてからカフスと袖を縫います(^^)/
ラインを入れる前に1度ひまりちゃんの衣装を見てみたいと思います(^^)/
見た感じラインは4か6だと綺麗に見えそうです( *´艸`)
なので4・6本のラインで製作していこうかと思います。
ラインの太さは1cmか2㎝の間にしてみます♪
ここから少し、エプロンの型紙の製作をやっていこうと思います!
エプロンの型紙の作り方と腰ひもとフリル、帽子の型紙を作って行きますよ^^
エプロンの型紙の作り方解説
前回製作したので作りながらの解説ではないのですが簡単なので同じように製作して見て下さい♪
裾のフリル
実験しながらなので少しもた付いてますが宜しくお願い致します;
114㎝の型紙を作っていますが、半円のスカートで製作したので実際の長さは114㎝×2=228㎝になります。
わで取るので型紙は半分でOK!
肩ひも部分のフリル
肩ひものフリル部分の製作です!デザイン考えながらやってるので唐突にデザイン変更したりしますw
フリルはタック入りです!動画を見て頂ければタックがどんなものか分かると思います^^
腰ひもと後ろのリボン
腰ひもとリボンは直線なので定規のみで製作可能です(*’ω’*)
長さなどもご自分に合う長さにして下さい!
生地を選ぶ
キャラヌノさんのサンプル帳から生地を選んで購入していきます!
◆選んだ生地の型番◆
全キャラ共通のもの
- ワンピース(水色)→ドレスサテン:417
- エプロン(白)→アーバンツイル:1383
- エプロンフリル(薄ピンク)→ドレスサテン:434
- エプロンのベルトとリボン(少し濃いピンク)→ドレスサテン:400
- お花のモチーフ(薄い黄色)→キャラヌノサテン:311
- エプロンのポケットとライン(ミント色)→アーバンツイル:238
- 金色のボタン5個
★ひまりちゃんのカラー★
★あおいちゃんのカラー★
★ゆかりさんのカラー★
ここから行うの作業工程
- エプロンのライン・ダミーポケット口付け
- ボタン付け
- エプロンの肩フリル付け
- 襟付け(芯張りから)
- エプロンウエストベルト付け
- 後ろリボン製作
- 胸のスカーフ(お花モチーフ)
今日はこの流れで製作していきます。
エプロンのトップス部分とスカート部分にある緑のラインを縫い付けて行きます。
このラインはエナメル薄手のグリーンを使用していきます!
ラインの幅は2㎝で縫い代などなしでカットしてOKです。
ダミーポケット口は2.5㎝ぐらいの太さでもいいかと思います!
フリルの分量もですが、ラインの太さなどはご自身で決めて頂いて好きなシルエットになるようにしましょう。
◆ラインのカット◆
ラインは長めにカットしておきましょう。
またどこにラインを付けるかを型紙に書いておくと便利です。
裁断したパーツに並べてバランスを見て製作するのもOK!(私はこの方法が多いです)
◆ラインの縫い方とフリルとボタンについて◆
◆エプロンのダミーポケット口◆
◆三巻縫いでフリルの端処理◆
トップスのフリルは8㎝から4㎝になるようにカットしてギャザーを寄せます。
フリルのギャザーを寄せる前でも後でもいいのですが、
フリルを挟み込んで縫うので肩線は先に縫い合わせておきます。
※肩線の縫い代は1㎝です。
肩線を縫ったら、ギャザーを寄せたフリルを挟み込んで縫って行きます。
(エプロンの裾のフリルと同じ要領で)
◆フリルを縫って、トップスとスカート部分を縫い合わせ◆
トップスをスカートの表生地と縫い合わせて裏地で挟み込むように縫います。
◆襟の芯張りと見頃の縫い合わせ◆
襟は芯張りを表生地のみやります。(中手の芯)
◆エプロンのベルト部分◆
芯張りをして縫製していきます。
芯もパーツによって使う芯が違うので動画を見てから芯張りして下さい(^^♪
◆後ろのリボンの完成とベルトの縫い付け◆
ベルト部分は裁縫上手を使って行ける所は使って行きます^^
カフス部分と袖付け
カフスに芯張り、見返しを縫い付ける所まで前回やりました。
今日はカフスにレザーでひまりちゃんのカラーであるイエローのラインを入れて行きます。
◆レザー用のアタッチメントで縫うラインの動画◆
こんな感じでズレる事なく縫う事が出来ます。
だいたい2mmぐらいの位置を縫うといいです。
アタッチメントを使わずに縫いたい方は型紙を写す時に使うハトロン紙を
レザーの上に添えて一緒に縫っていくと滑り良く縫う事が出来て、縫い終わったらそのままちぎってしまいましょう!
ラインの幅は2.5㎝・ラインとラインの間隔は3.5㎝です。
◆カフス・袖◆
すっかり夢中になってしまい袖を見頃に縫い付けた後に解説動画を撮り忘れたことに気が付きました;
カフスはまず円になるように縦を縫い代1㎝で縫います。
その後半分に折り曲げて袖口を合わせて縫って行きます。
この時そのまま折り曲げた2枚を縫い付けるのもOKですし、表に出る1枚を縫い付けて
内側の部分を改めて縫う方法もあります。
後者の方法が裏返して衣装を見た時綺麗ですが、初めて作る方には少し面倒だと思うのでそのまま縫って
最後にまとめて端処理をすると楽です!
◆袖を縫い付ける◆
袖とワンピース(以下見頃)を縫い合わせる時、袖の縫い目(袖底と言います。)と見頃の縫い目部分を合わせてピン止めしていきます。
ここで裁断の時に入れた切込み(印orノッチと言います。)が役に立ちます。
型紙のピンのような印のある所は全部少し切込みを入れて下さい。と裁断の解説のブログに書いてあります。
この型紙でいう袖の上の印と見頃の肩の縫い目を合わせてピン止めし、そのピン止めした間を綺麗に合わせて行きましょう。
※印をつけてピン止めして合わせた部分は絶対に合わせないといけない部分です。縫いにくいからと言ってずらしたりしてはいけません。
(カフス・袖付けは改めて解説動画を撮ります。文章では伝わりませんね;)
↓袖を付けてしまった写真↓
エプロン部分のパーツ裁断
袖付けが終わったらワンピース部分はファスナー付けで終わりなのでエプロンのパーツを裁断していきます。
エプロンの裾・肩の部分のフリルは私の方法だと初めて製作する方には難しいので直線に裁断した布でフリルを作るので型紙不要になりました。
なのでカットするのは・・・
- エプロンのトップス部分:白のアーバンツイルで2枚
- エプロンのスカート部分:白のアーバンツイルで2枚
- 襟白のアーバンツイルで4枚
- エプロンのベルト部分・後ろのリボン:濃いピンクのドレスサテンで1枚づつ
※エプロンのトップスは少し幅が大きかったので3㎝ぐらい型紙を小さくしてあります。トップスに関してはご自分の好きな幅に調整してOKです。
裁断が終わったら一度トルソーに止めてバランスを見てみます。(トルソーのない方はワンピースを実際着て身体に合わせて見て下さい)
この段階で出来上がりがイメージ出来ます。エプロンが長いと感じたら短くしてもいいですし、
襟の幅なんかもバランスをみて自分の好きな形にしていきましょう!
今回はエプロンのトップス部分のみ少し幅を小さくしました。
全てのパーツをピンで止めてバランスを見ます。
お花のモチーフは仮に作ったものなので綺麗に作る時に作り方の動画で解説しますね(*’ω’*)
後ろのリボンももっと大きくしたい方は型紙を大きくしたり、ほんとに自分の好きなバランスで裁断されてください。
私はとりあえずこんな感じでいいかな~と思ったのでこのまま製作していきます!
エプロンのフリル部分・ギャザー
エプロンの裾のフリルは直線で作ることにしたので型紙不要です!
裾の部分のみ実験としてやってみたので写真で少し解説し、肩のフリルは動画にします^^
まず裾のフリルは150㎝・幅が6㎝でカットします。(1㎝縫い代の為出来上がりは大体5㎝)
そして『三巻縫い』という縫い方でこの様にした状態で何もしていない縫い代部分にギャザーを寄せて行きます。
三巻縫いは専用のアタッチメントがありますが、少し難しいと感じると思います。
なので『持って居ない』・『簡単な方がいい』という方は1㎝の縫い代を5㎜で折り曲げて表から縫って下さい。
三巻専用のアタッチメントで製作してみたい方は動画を見てみて下さい!
Amazonで販売されていたので画像から購入ページに行けるようにしておきました☆
この三巻縫い右利きの人は結構手こずるそうなのでこのアタッチメントを使う時だけ『左利きで良かった~』と思います。
理由は動画を見て頂ければ分かると思います^^
◆三巻縫いのアタッチメントの紹介と縫い方◆
私は今後、自作衣装でコスプレをするならアタッチメントは揃えていた方が断然いいと思います。慣れれば時短になりますし、何より仕上がりがこちらの方が綺麗です。
それは写真を見て頂ければ分かると思います。一度で綺麗に端処理をしてくれて、幅が細いのでフリルなどを綺麗に作るには必須だと思ってます。
このフリルの生地の用意が出来たらエプロンのスカート部分の裾の長さを図り、その長さになるように綺麗にギャザーを寄せていくだけです。
綺麗なギャザーの寄せ方はこちらの動画を参考にしてみて下さい。
フリルを裾の長さと同じになるようにギャザーを寄せたらピンで止めてフリルを挟み込んで縫って行きます。
縫い代1㎝で縫います。
フリルなので結構ピン止めしています。
※縫う時は綺麗に真っ直ぐ縫うようにフリルが歪んでピン止めされていないか確認しましょう。
ここが縫い終わったら次は横を縫って行きます。
横を縫う時は先ほど縫ったフリルの端を一緒に縫わない様に気を付けましょう。
上の写真のピン止め部分拡大
やじるしの通りフリルを包んで横を縫う時に一緒に縫わない様にします。
こんな感じでフリルが出来ます!
もっとギャザーを寄せたい方は150㎝の長さより長くカットしてギャザーを寄せていけばいいです^^
フリルを真っ直ぐに変更したのはこのギャザー分量をあなたのお好みにして製作したかったというのも理由の1つです♪
もっとフリフリがいい方は沢山ギャザーを入れるといいと思います。
ボタン付け
ボタンはバランスを見ながらどの位置に付けていくかご自身で決めてOKです!
参考までに私はこんな感じでボタン付けする予定です^^
ボタンの縫い付け方に関してはこちらの動画を見て下されば簡単に出来ます^^
◆ボタン付け動画◆
ボタンの形状は違いますが縫い方は同じなので『しっかりボタン付けがしたい方』は上の動画を見てボタン付けをする事をおススメします。
お花のモチーフ(ブローチ)
お花のモチーフは薄いレモンイエローのフェイクレザーと
ひまりちゃんのカフスのラインに使ったイエローのストレッチレザーを使って製作していきます。
花びらを5枚作って土台に縫い付けて、真ん中に丸を置いて出来上がり♪
◆レザーで立体的なお花のモチーフを作る◆
1.花びらを10枚(2枚で1つの花びら)カットします。
花びらの大きさは好きなサイズでOKです。
2.カットした花びらをふちギリギリで縫って行きます。この時カクカクしない様にゆっくり縫いましょう。
3.全部裏返します。目打ちで裏返すと穴が開いちゃうのでマイナスドライバーがおススメです!
4.花びらを平たくする
アタッチメントをレザー用に替えても下が金属の場合滑りが悪いのでハトロン紙を敷いて一緒に縫って行きます。
5枚全てこの様に縫って下さい。
5.土台と上の丸い部分をカット
土台を36で上の部分は30でカットします。
6.土台に花びらを縫い付ける
少しづつ重ねながらずらして縫います。(上から隠してしまうので止まれば縫い方はなんでもいいです。)
※グルーガンなどで止めてもOK
7.上の丸(30)で縫い目を隠しながら縫う
※縫う時は下にハトロン紙を敷いて一緒に縫うのでこんな感じになります。紙は破って取れるので心配ないです。
衣装に置いて大きさのバランスを見る。
ここで大きかったら小さく作り直したり試行錯誤・・・
スカーフ(ひまりちゃん)
キラキラプリキュアアラモードのパティシエ衣装はあきらさん以外同じ形ですが、
カフスのカラーやスカーフの色がキャラクターによって違いますが今回はひまりちゃんカラーでの製作になります。
他のキャラの衣装も全て製作するので他キャラのスカーフ製作はしばらくお持ちください。
◆ひまりちゃんカラーのスカーフ製作◆
ひまりちゃんのスカーフはどちらかというとリボンに近い形状なので簡単に製作できそうですね!
出来る限り原作に近い形に仕上げたいと思いますので芯張りももちろんありますよ♪
1.裁断&芯張り
スタンダードサテンのイエローを裁断して芯張りします。
大きさは26×28センチ
サテンはずれていくので裁断しにくいので芯から26×28センチでカットして貼り付けてカットすると簡単です。
少しハリ感が欲しかったのでごく薄ではなく薄手にしました。
2.縫製していく
3.端を1㎝まげて袋縫い
4.真ん中をなみ縫いしてギャザーの様に寄せる
5.お花のモチーフとスカーフをグルーガンで接着して裏に100均のブローチなどに使う安全ピンを付けて完成!
後ろリボンの固定
後ろの大きなリボンですが、取り外し可能にする場合はマジックテープで止める。
固定したままの場合はグルーガン・もしくは縫い付ける(手縫い)。
私はマジックテープで取り外し可能な様にしようと考えています。
理由はリボンの形を崩したくない・エプロンのみ洗濯可能・ウエストを巻く位置が個人で違う
という3つの理由からです。
もし同じ型紙で製作してもウエストのサイズでウエストベルトの巻く位置も違ってくるので
こういった付属品は依頼されたものでもお手紙を添えて依頼者様にマジックテープで止めて頂いてます。
なので今回もその様に製作していこうと考えています。
エプロンの襟・ウエスト
エプロンの襟の止め、ウエストベルトの止めはマジックテープでやって行きますが、
コチラもリボンと同様サイズが人によって違うのでご自身でバランスが良いように、もしくは着心地が良いように調整して下さい。
ウエストベルトはマジックテープの範囲を大きくして止めの安定感を出すようにして下さい。
最低でも3㎝はマジックテープを貼るようにしましょう。
もし、ウエストベルトの長さが足りない場合はウエストベルトの生地を裁断する前に自身のウエストを図って長めにカットしておきましょう!
こんな感じでキラキラプリキュアアラモードのパティシエ衣装が作れます!
生地から考えて、自分で形させるのは少し大変な気がしますが、作ってみると案外簡単で楽しかったりしますよ^^
これを機会に自分のコスプレ衣装を自作してみて下さいね!