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型紙不要!可愛いナップザック(体操服袋にもおススメ)の作り方

どうもkaiです!

入学や入園の際に準備しないといけないナップザック

体育着入れやランドセルに入らない荷物を入れる為に使うので用意しないといけませんね^^

ただ、ナップザックは入学グッズの中で難易度が高いそうです!

『紐を通す部分の作りが難しい…;』
『開き口の縫い代をどうしたらいいか…』

そこでパーツ分けをして、簡単に作れて『手が込んでるね!』と言われるナップザックの作り方を解説していきたいと思います♪

製作時間【1時間】

意外と簡単!ナップザック

ナップザックは開き口に紐を通さないといけないので、縫い代の設定が難しいと感じるママさんが多いようです。

確かに『縫い代は3㎝で紐を通す分のは3㎝で、縫い代はホツレない様に隠さないといけないから…全部で何センチいるの!?』とプチパニック起こしますよね~。

そんなちょっと面倒なナップザックもパーツを分ける事で簡単に作る事が出来ます。

しかもパーツごとに柄や生地を変えるだけでオシャレなナップザックが作れちゃうので洋裁初心者ママさんでも【高見え】な作品が作れるんです♪

ナップザックが作れたら、レッスンバッグや上履き入れは簡単に作れちゃいますよ!

ナップザック製作に必要な材料と道具

ナップザックの材料一覧
  1. キルト生地
  2. お好みのプリント生地
  3. プレシオン接着芯
  4. 片面接着ドミット芯(接着タイプじゃなくてもOK)
  5. カラーテープ
  6. 装飾用ブレード
  7. カラー紐
  8. ループエンド(なくてもOK)
  9. 裁ほう上手
必要な道具一覧
  1. ミシン
  2. 使いたい糸(スパンミシン糸60番)
  3. チャコペンorフリクションペン
  4. 直線定規(50㎝ぐらいがベスト!)
  5. 裁断ばさみ
  6. 目打ち
  7. 紐通し

MEMO
ブレードやスナップボタンはお好みですので無くてもOK!
裏地を普通のプリント生地を使う場合はプレシオン接着芯は必要ありません。※今回プレシオン接着芯は使っていません!

紐通しは安全ピンでも代用可能なのでお持ちでない方は無理にそろえる必要はありません。

ただ、紐通しは紐を通すのに時間が掛からないのでお勧めです!
最近では100均でも販売されていますので、これを機に揃えておくのも良いかと^^

※ミシンが無くても手縫いで作れるので時間と根気のある方はミシン無しで製作してみてください。

ナップザックの製図について

ナップザックの設計図は縫い代付きで記載してあります。
生地に直接作図するので縫い代を改めて書くと時間が掛かる為、その様に記載しました。

基本的に縫い代は1㎝ですが、違う箇所もあるので作図時は間違えない様に気を付けてましょう!
※縫い代入りのサイズも表記しております^^


印刷して作業進行具合を書き込みながらやると裁断間違いを防げますよ!

キルト生地の地直しについて

キルト生地の地直しについては本当に色んな意見があるのですが、私はバックなどの製作時、キルトの地直しはしない派です。

地直しをしないと洗濯後、縮んだり型崩れするので絶対やらないと!」という方がいらっしゃいますが…レッスンバッグ(入園、入学グッズ)に関してはそこまで神経質にやらなくてもいいと考えています。

多少縮んでも支障ないので^^

初めて製作される方は特に、ここまで手を掛けていたら完成までに時間が掛かるので地直しについてここでは割愛させて頂きます。

設計図のダウンロード、又は印刷が終わったら早速製作に入って行きましょう!

ナップザックの製作ステップ!

STEP.1
使う生地のアイロンがけ


まずは使う生地を全てアイロンがけしていきます。



地直しはしなくてもいいのですが、流石に折りジワはなくしておかないと製図通りにカット出来ない可能性があります><
STEP.2
生地に直接製図してカットする


製図はキルトのクロス部分を目印に縦線や横線を書いて行くと綺麗にカット出来ますよ!



全てのパーツをカットしたら作図用紙のカット枚数を確認して、各パーツがきちんとそろっている事を確認しましょう!


注意
この時パーツ【B】のドミット芯カットも忘れずに!カット枚数は1枚です^^

 
STEP.3
パーツ【B】に芯を張る(仮縫い)


全てのパーツのカットが終わったらパーツ【B】(ナップザックの底部分)にドミット芯を張り付けて行きます。
今回は接着タイプを使っていないのでミシンで仮縫いをしないといけません。
5㎜幅で両端を縫いましょう。



両方とも5㎜幅で縫って表からアイロンを掛けて縫い目を落ち着かせます。


注意
縫うのが面倒な方は接着タイプを用意しておくといいでしょう!

STEP.4
【A】と【B】の縫い合わせ

パーツ【B】にドミット芯を付け終えたら、パーツ【A】と縫い合わせて行きましょう!

まずは片方を画像の様にピン打ちします。

この時、生地は表部分を内側に合わせる様にセットしましょう!(中表と言いますよ^^)


ピン打ちしたら1㎝の幅でミシンにかけます。



反対も同じ様にピンを打ち1㎝で縫いましょう!
縫い終わったら、縫い代を画像の矢印の方向(内側に向けて)に倒して…



この様に表からアイロンを掛けます!



アイロンがけが終わったらパーツ【B】側(画像のユニコーン柄)に5㎜でステッチをし、縫い代をおさえましょう!

STEP.5
小さなパーツの準備


まずはパーツ【D】の両端を縫っていきます。
縫い代は1㎝なのでまずは1㎝折り…



アイロンできちんと跡を付けて折った1㎝をさらに折り、5㎜幅にして下さい。



両端をきちんと折り曲げる事ができたら、2.5㎜の幅で表からミシンをかけます。2枚とも同じ処理をしておきましょう!



2.5㎜で縫い終わったら、半分に折り曲げます。
これでパーツ【D】の準備は終わりです^^



次はパーツ【E】を準備していきます!(※Eはナップザックの紐を通すループ)まずは【D】と同じ様に1㎝折ります。



更に5㎜折りにし、出来たものを半分折りにしてピンでセットしてミシンで7㎜の仮縫いをします。
これでパーツ【E】の準備も完了です!

MEMO
この時に通す紐の長さを決めて、用意しておきましょう!ちなみに私は155㎝の紐を2本準備しましたよ♪

STEP.6
パーツ【D】を表袋に縫う

STEP5で準備したパーツ【D】は開き口の部分に付ける紐を通す部分です!
表袋の脇を縫う前に開き口の縫い代にパーツ【D】を縫い付けておきましょう^^

キルト地(パーツ【A】)の開き口の中心に印を付けて、パーツ【D】の中心にも印を付け、印どうしを合わせてセットし、2㎝で縫います。

反対も同じ様に縫って、次はパーツ【E】の仮縫いを行います^^


パーツ【E】はプリント生地(ナップザックの底になる部分)に仮縫いします。
キルト生地との縫い合わせ部分から1㎝のいちにピンでセットし、7㎜で仮縫いしましょう!

MEMO
画像を見ると付け位置が分かりやすいです!





仮縫いをするとこんな感じになります^^

STEP.7
表袋を完成させよう!


表袋の両脇を画像の様にピンで止めます。



POINT
なぜこの様にピン止めをするかというと、開き口から底に向かって縫う為です。
こうする事で両端とも開き口から底に向かってミシンをかける事が出来ます^^同じ面からピン止めすると片側を底部分から縫い始める事になり、キルト生地とプリント生地の縫い合わせ部分がズレたりします;
なのでこの様に同じ方向から縫えるようにピン止めをしましょう!



そして、両端を1㎝で縫います!



次は開き口の紐を通すループ部分をアイロンで綺麗に出していきます。
画像の様にキルト生地側に縫い代を倒しましょう!



アイロンで綺麗にループ部分を出すだけで縫い代を2㎝折る事が出来ます!

STEP.8
裏袋を完成させる!

今回プレシオン接着芯ではなく、プリント生地のユニコーン柄の色違いで裏袋を作ります^^



表袋と同じ様にピン止めをして、1㎝で両端とも縫いましょう。



縫い終わったら縫い代を折り、アイロンで後を付けて次は裏袋の開き口の縫い代を2㎝折ります。



綺麗にアイロンをかけて裏袋も完成です!
次のステップでは表袋と裏袋を縫い合わせて行きます^^

STEP.9
ナップザックの表袋と裏袋を縫い合わせる


前のステップで作ったのが下の画像の裏袋と表袋です!



裏袋を表袋の中に入れて、ピンで裏と表を合わせます!



表から見るとこんな感じです!
ピンは画像の様にタテに打つようにして下さいね^^
たまにヨコ向きにピン打ちしている方いますが、生地ズレますので;



そして、ミシンで大体2.5㎜くらいの所を縫っていきます。



縫い終わるとこんな感じです!



全体はこちらです!

STEP.10
ブレードを付ける!


ここまで形を作れたら紐を通して完成でもいいのですがビーズとパールのブレードを付けてもっと可愛く仕上げたいと思います!

MEMO
ブレードの長さはナップザックの出来上がりサイズに縫い代を4㎝追加した58㎝です!(内訳:27+27+4=58㎝)



まずは縫い代が欲しいので、ブレードから2,3個ビーズとパールを外します。



この時にビーズとパールを外した糸をそのままにしておくとホツれていくので、2回ほど結んでおきましょう!



結び終わったら、ミシンで縫います。



縫い終わったら【裁ほう上手】で縫い代をブレードに圧着させて隠します。



表から見てこの様になっていればOKです^^
この時、結んだ糸も縫い代を圧着させる際に一緒に挟み込んでおくとホツれにくいですよ!



輪っかになったブレードをナップザックに通してステッチの幅に【裁ほう上手】を塗って…



裁ほう上手を塗ったらドライアイロンでググッと圧着させます!



ブレードを付け終えるとこんな感じに可愛く仕上がります( *´艸`)

STEP.11
ナップザックに紐を通していく!


まずは《紐通し》に紐そ挟み…



紐を開き口の部分に通します!



真っ直ぐ通して…



反対のループに紐を通す…



上の開き口に通したら下のループに1本だけ紐を通します。



最後にループエンドに2本一緒に通して結び、結び目を隠します!

STEP.12
仕上げにリボンを付けて完成!


裁ほう上手をたっぷり付けて付けたい位置に圧着して…



わぁ~い♪完成(‘ω’)ノ

ナップザックを作る時の面倒な縫い代処理

ナップザックや巾着を作る時って、紐を通す部分(ループ)を考えながら縫い代を付けなくてはいけません。

巾着ならまだしも、ナップザック等の大き目な作品の時に少し面倒に感じませんか?

『だったら見た目も可愛く出来るし、本体とループを分けて作れる方法をブログに!』と考えたのが今回のナップザックの作り方です(*’ω’*)

ナップザックの紐の長さってどうしたら?

ナップザックの紐の長さはお子さんの背中にフィットする長さに調節してくださいね^^

あらかじめ紐を切らずに通して開き口を閉じた状態でお子さんの背中にしょわせてあげて、ナップザックの位置などを決めると失敗しないで済みますよ!

ナップザックに最適な生地は?

ナップザックにお勧めの生地はキルト生地です^^
入学グッズ全般にお勧めですが、ナップザックは色々なものを詰め込んで背中にしょいます。

薄い生地だと荷物の凹凸で持ち心地が良くないんです…。

『生地を何にしよう?』と迷われたらキルト生地を購入されてください^^

ナップザックに裏地は必要?

ナップザックに裏地は必須か!と言われるとそういう訳ではありません!
裏地を付けるという事はその分時間が掛かるという事…。

もし急ぎだったり、内側まで作り込まなくてもいいかな?と感じるママさんは裏地無しで作られてOKですよ!

ただ、裏地を付ける利点もあります。

裏地を付けると裏地無しよりも丈夫に仕上がるのでなんと言っても《持ちが良い》んです。

ナップザックを開けた時の縫い目のない綺麗な仕上がりも捨てがたい!
お時間に余裕のあるママさんは裏地も付けてみてくださいね^^

ナップザックにマチを付けたい場合

マチのあるナップザックを作りたい場合はレッスンバッグの記事にある《三角マチ》の方法が簡単ですので良ければ参考に!




その他にも上履き入れ(シューズケース)のレシピもありますよ♪

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