”プレゼント付” Takara kai 公式メールマガジン

通園に!可愛いレッスンバッグ(手提げ)の作り方|型紙不要

どうもkaiです!

入園、入学の時期に準備しないといけない【レッスンバッグ】

特に女の子は可愛い物を持ちたいし、ママさんも持たせてあげたいと思います!
既製品で可愛いものを購入しようとすると高いし、「デザインがちょっと惜しい!」なんてことも…。

そこで女の子が喜ぶ可愛いレッスンバッグの作り方をステップバイステップで解説していきます^^

ゆめかわ風レッスンバッグ

レッスンバッグは直線で縫うだけで作れる1番簡単なバッグです!

お子さんの入園、入学の際に製作されたママさんがそれを機にハンドメイドに目覚める!という事も少なくはありません。

生地やパーツをお子さんに選ばせてあげて、その生地で仕上がったバッグなら
絶対に喜ぶ顔が見れます♪

まずは簡単なマチなしレッスンバッグから製作を始めてみましょう!

製作に必要な材料と道具

レッスンバッグの材料一覧
  1. キルト生地
  2. お好みのプリント生地
  3. プレシオン接着芯
  4. 片面接着ドミット芯(接着タイプじゃなくてもOK)
  5. カラーテープ
  6. 装飾用ブレード
  7. スナップボタン
  8. 裁ほう上手
必要な道具一覧
  1. ミシン
  2. 使いたい糸(スパンミシン糸60番)
  3. チャコペンorフリクションペン
  4. 直線定規(50㎝ぐらいがベスト!)
  5. 裁断ばさみ
  6. 目打ち

MEMO
ブレードやスナップボタンはお好みですので無くてもOK!
裏地を普通のプリント生地を使う場合はプレシオン接着芯は必要ありません。

以上のものを出来る範囲で揃えておくと同じものが製作出来ます!
必要な道具に関しては無いと製作が厳しいので揃えておきましょう^^

※ミシンが無くても手縫いで作れるので時間と根気のある方はミシン無しで製作してみてください。

レッスンバッグの設計図について

レッスンバッグの設計図は縫い代付きで記載してあります。
生地に直接作図するので縫い代を改めて書くと時間が掛かる為、その様に記載しました。

基本的に縫い代は1㎝ですが、違う箇所もあるので作図時は間違えない様に気を付けてましょう!

印刷して作業進行具合を書き込みながらやると裁断間違いを防げますよ!

キルト生地の地直しについて

キルト生地の地直しについては本当に色んな意見があるのですが、私はバックなどの製作時、キルトの地直しはしない派です。

地直しをしないと洗濯後、縮んだり型崩れするので絶対やらないと!」という方がいらっしゃいますが…レッスンバッグ(入園、入学グッズ)に関してはそこまで神経質にやらなくてもいいと考えています。

多少縮んでも支障ないので^^

初めて製作される方は特に、ここまで手を掛けていたら完成までに時間が掛かるので地直しについてここでは割愛させて頂きます。

設計図のダウンロード、又は印刷が終わったら早速製作に入って行きましょう!

レッスンバッグ製作ステップ!

step1
使う生地のアイロンがけ


はじめに使う生地のシワや折り目などを無くすためにスチームアイロンで生地を均しましょう!
アイロンはタテに滑らせ、ヨコに滑らせながらかけます。

POINT
キルト生地はアイロンを強くかけ過ぎると生地が潰れてペタンコになってしまうので軽くかけましょう!
 
step2
生地に直接作図する!
 

ダウンロード、又は印刷した設計図を見ながら、生地の裏面にチャコペン(フリクションがお勧め)で作図していきます。

この時、生地のタテとヨコを間違えない様に注意しましょう!

POINT
ストライプがボーダーになったりしたら残念過ぎます;(生地のタテとヨコを間違えると型崩れ原因にも!)
step3
裁断しよう!
生地に作図し終えたらいよいよカットしていきます。

型紙をピン打ちしての裁断と違って生地に直接作図しているのでカットは切りやすいように行ってOKです!

 

芯地も同じ様にCutしてください^^
芯地は100均のドミット芯でOKです!(画像の芯は接着なし

POINT
作図した線に沿って真っすぐカットしましょう!
裏地、芯地のカットも忘れずに!
step4
プリント生地にドミット芯を仮縫い


生地の裁断が終わったらプリント生地にドミット芯をセットします。
セットする時芯のフワフワ(起毛)してる面を生地と合わせる様にしましょう!

ピンは生地の中心から外に向かって打つとずれません^^


注意
よくヨコ向きにピンを打っている人が居ますが、あれでは生地をきちんと止め切れていないのでタテに打つようにしましょう☝

 

生地と芯がズレない様にまち針で止めたら5㎜幅で縫い付けます。

step5
パーツAとBの縫い合わせ

芯を縫い終えたらAとBの表を内側にしてピン止めをし、ミシンで真っ直ぐ縫います。 

POINT
ピン打ちは両端を合わせてから真ん中を打って、その間を打つようにすると生地のズレを防げます!

 


step6
縫い代を抑える

AとBを縫い合わせたら縫い代をキルト生地側【B】に倒してアイロンを当てます。

倒したら縫い代を抑える為にアイロンをかけ落ち着かせます。

 

アイロンをしたら5㎜で縫います!

縫い終えたらきちんとアイロンで整えます。
縫い目をきちんとアイロンする事で仕上がりが綺麗になりますよ^^

反対の面も同じ様に縫って、縫い代をステッチしておきましょう!

step7
バッグのヨコを縫い合わせる

裏地の接着が終わったらバッグのヨコを直線で縫います。
両サイドとも縫って下さいね!

縫ったあと底部分の縫い代を三角にCutします。

角をCutしたら縫い代を割りアイロンして表バッグは一旦おいておきましょう^^


step8
裏地ふくろを作る

裏地に使うプレシオン接着芯を接着面が表に来るようにし、まち針で止めてからミシンで両端を縫います。

注意
画像では接着面が内側に来ています;皆さん気を付けて下さいね…
step9
バッグ開き口の縫い代をアイロンで折る

表裏両方とも開き口の縫い代は2㎝です。
定規できちんと測って画像の様にピンで止めてアイロンをすると綺麗に折る事が出来ますよ!

表バッグは裏返しのまま縫い代を折るとやりやすいですよ^^

 

step10
持ち手を挟んで開き口を縫う

【裏返したままの表バッグ】に裏地部分を被せて、持ち手の縫い代を3㎝に設定し表地と裏地のバッグの間に挟み込みます!

サイズ間違いがなければ綺麗に重なりますよ!

裏地にプレシオン接着芯を使っている方はここで接着させておきましょう!

注意
この時開き口付近を接着させ過ぎると持ち手が入らなくなってしまうので気を付けて下さい。

表に返すとこの様になります。
バッグの両端をきちんと合わせて裏地と表地をピン打ちしましょう!

開き口をピンでセットしたらいよいよ持ち手をセットしてレッスンバッグの形を仕上げていきます(*’ω’*)

画像の様に持ち手をバッグの中心から5.5㎝の位置に挟みこんでおきましょう!
持ち手の縫い代は3㎝です。

step11
いよいよ開き口を縫います!

持ち手部分をセットしたらミシンで開き口を2.5㎜ほどで縫いましょう!

 

ここで仕上げても構いませんが、より可愛く持ちの良いレッスンバッグにする為に更に2㎝の幅でステッチします!

 

POINT
ミシンでステッチをしたら必ずアイロンで縫い目を落ち着かせましょう!

ここで完成にしてもいいのですが、より可愛く仕上げる為に残りの2stepも行ってみて下さい^^

step12
ブレードを付けてより可愛く♪

レッスンバッグの形が完成したら【A】と【B】のパーツ縫い合わせ部分にブレードを付けて行きます!

 

ブレードの付け方は様々で、手縫いで付ける方法やミシンのジグザグ縫いに透明の糸などを使用したり…

今回は1番簡単に付けれて、洗濯も可能な《裁ほう上手》という手芸用のボンドを使用してブレードを取り付けます!

少しずつ裁ほう上手を塗って、ドライアイロンで上から「ググッと」抑える様に接着させてるとしっかり取り付ける事が出来ます。

 

POINT
裁ほう上手は付けすぎるとはみ出て白く変色します。
しかし、少な過ぎるとすぐに剥がれてしまうので塗りながら感覚を掴んで下さいね!

 

step13
開き口にスナップボタンを付ける

持ち手の中心に目打ちで穴を開けます。(持ち手から5.5㎝の位置)

 

スナップボタンは1度付けるとほぼやり直しが効かないので最後に付ける様にしましょう!

また、最後に付ける事でデザインのアクセントカラーにしたり、生地に馴染むカラーにしたり出来ます^^

 

 

スナップボタンをセットしたらハンディプレスで取り付けて完成です!!

POINT
使うスナップボタンによって付け方が違うのでお使いのスナップボタンとハンディプレスの説明通りにお使いください。
step14
やった!完成♪


裏地無し、マチのあるレッスンバッグを作りたい場合!

今回の製作はマチなしデザインでしたが、「マチのあるレッスンバッグが作りたい!」「ついでに裏地も無い簡単なもの!」というママさんもいらっしゃるかと思います。

そこで裏地なしで1番簡単なマチ《三角マチ》という方法作るレッスンバッグの方法も紹介したいと思います^^

作図は同じで構いません。
底を縫う際に端を文字通り《三角》に縫うだけ!
この時、マチの幅を画像の様に決める事でマチありのレッスンバッグを作る事が出来ます^^

step1
両端を縫う
  

裏地を付けない場合、生地のほつれを防ぐ為に《ジグザグ縫い》《ロックミシン》で画像の様に一気に端処理をして今いましょう!

端処理が終わったらミシンで両端を1㎝の縫い代で縫います。

step2
マチを作る
 
三角マチとはバッグの底の部分を画像の様にマチの幅を決めて作ります。
画像の場合は待ちの幅が5㎝になります。

ズレない様にピン打ちをしてミシンを掛けましょう!

注意
マチを多く取ってしまうとバッグの横幅が狭くなり、形がいびつな台形になりますので3~5㎝の間でマチを作る様にして下さい。

両端を縫うとこうなります!

step3
表から見てみよう!

 

step4
裏地なしの持ち手の付け方

まずは縫い代4㎝の内の2㎝だけをアイロンで折ります。

この2㎝の縫い代に持ち手のカラーテープをピンでとめ、1㎝で仮縫いします。

次は更に2㎝折り曲げて画像の様にピンで止めて下さい。

持ち手をバッグの内側に倒したまま表から1.5㎝でステッチを掛けます。
ステッチの幅は2㎝以内でしたらお好きな幅でOKです^^

1.5㎝のステッチが終わったら次は持ち手を開き口に倒し表から2.5㎜でステッチすると…


step5
完成です!


今回は解説する為に余りのキルト生地とカラーテープで製作したので、持ち手が短いですが実際に製作する際はカラーテープを長めに設定して下さいね!
 

男の子のレッスンバッグを作るなら?

男の子のレッスンバッグを作る場合は厚めの生地を使ったり、キルトで作る際もしっかりと縫いましょう!

ステッチを多めに入れたり、装飾にビーズなどを使わずにワッペンにするのがお勧めです^^

男の子はやんちゃなので振り回したり、公園の砂や土の上にバッグを置いてしまう事も…

なのでゴシゴシ洗えちゃう作りにするといいでしょう!

今回のレッスンバッグの作り方と同じでも使う生地を変えるだけで印象がガラリと変わります!
男の子ならデニム等の暗めなカラーとビビットなカラーの組み合わせはおもちゃのようにポップに仕上げる事が出来ますよ^^

逆に柄物を使うなら恐竜やロボット、重機に車、宇宙柄なんかもお勧めです。

キャラものは学校的にアウトだったりするので避けないとですが…1番はお子さんが選んだ生地で作ってあげる事だと思います。

製作のおわりに

レッスンバッグの製作は簡単で、沢山のアレンジが可能です(*’ω’*)

設計図をアレンジして違った大きさのレッスンバッグを製作してみるのも楽しいと思います!

全て直線で縫えるだけあって、アレンジが楽しいレッスンバック。
入園、入学前の3月などは可愛いものから順に売れてしまいます;

『我が子には可愛い物を持たせてあげたい!』
そんなママさんも多いでしょう。

今回、私がレッスンバックを作る事になったのは姪っ子の入学グッズを姉から依頼されての事でした。

普通に製作してプレゼントするのはとても簡単ですが、姉の様に『作りたいけど作り方が分からない;』というママさんが沢山いるのでは?と思い、ブログで作り方と設計図(型紙)を提供する事に致しました。

私は型紙や作図は基本的にフリーで提供しています。
理由は同じ型紙でも作り手の数だけ作品があり、どれも同じものに仕上がることは無いと考えているからです。

手作りのレッスンバッグもお子さんからするとママが作ってくれた世界に1つしかない宝物になるでしょう。

大人になった時、『そういえば自分も小さい頃作ってもらったな~』なんて素敵な思い出となり、《自分の子供にも作ってあげたい》という想いが密かに受け継がれるかもしれません…

なんてことを考えると作るのがさらに楽しくなりませんか?

2 COMMENTS

ななし

質問なのですが、
作図の中、A生地CUT1と書いてありますが、2枚カットされてますか?
カットした写真を見ると、カラーテープは1本だけですか?
カラーテープ縫い代2センチと書いてありますが、記事の中では3センチと書いてありますがどちらでつくっていますか?

細かいことで大変申し訳ありません。

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高良 海

ななしさん
お返事遅くなってしまい申し訳ございません。

混乱させてしまいすみません><
記載ミスですね;
A生地はCut2、カラーテープの縫い代は2cmで合わせると製作しやすいです!
お手数おかけしました(´;ω;`)

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