どうもkaiです!
入学グッズで必ず用意しないといけない上履き入れ(シューズケース)。
簡単に作れそうなので『うちの子にも作ってあげようかな?』なんて思うけれど、『作り方が…』というママさんが意外と多いそうです。
そこで上履き入れの作り方をスッテプバイステップで解説していきます^^
上履き入れは入園の時は必要ない場合もありますが、入学(小学生)となるとほとんどのママさんは準備しないといけません。
『レッスンバッグは大きくて、初めて作るには不安;』というママさんは上履き入れから作ってみるのもいいでしょう!
はじめからマチのあるものを作るのではなく、フラットな形のものを仕上げてみませんか?
ママが自分の為に作ってくれた!とお子さんも喜びますよ(*’ω’*)
製作に必要な材料と道具
まずは上履き入れを作るのに必要な材料や道具を把握しておきましょう!
何を購入したらいいか迷ったら【購入はこちらから可能です。】ぼボタンを押してみてください^^
- キルト生地
- お好みのプリント生地
- プレシオン接着芯
- 片面接着ドミット芯(接着タイプじゃなくてもOK)
- カラーテープ
- 装飾用ブレード
- Dカン
- 裁ほう上手
- ミシン
- 使いたい糸(スパンミシン糸60番)
- チャコペンorフリクションペン
- 直線定規(50㎝ぐらいがベスト!)
- 裁断ばさみ
- 目打ち
- アイロン
裏地を普通のプリント生地を使う場合はプレシオン接着芯は必要ありません。
以上のものを出来る範囲で揃えておくと同じものが製作出来ます!
必要な道具に関しては無いと製作が厳しいので揃えておきましょう^^
※ミシンが無くても手縫いで作れるので時間と根気のある方はミシン無しで製作してみてください。
上履き入れの設計図は縫い代付きで記載してあります。
生地に直接作図するので縫い代を改めて書くと時間が掛かる為、その様に記載しました。
基本的に縫い代は1㎝ですが、違う箇所もあるので作図時は間違えない様に気を付けてましょう!
※縫い代入りのサイズも表記しております^^
キルト生地の地直しについて
キルト生地の地直しについては本当に色んな意見があるのですが、私はバックなどの製作時、キルトの地直しはしない派です。
「 地直しをしないと洗濯後、縮んだり型崩れするので絶対やらないと!」という方がいらっしゃいますが…レッスンバッグ(入園、入学グッズ)に関してはそこまで神経質にやらなくてもいいと考えています。
多少縮んでも支障ないので^^
初めて製作される方は特に、ここまで手を掛けていたら完成までに時間が掛かるので地直しについてここでは割愛させて頂きます。
設計図のダウンロード、又は印刷が終わったら早速製作に入って行きましょう!
キルト生地は強くアイロンを当てすぎると生地のフワフワ感が損なわれてしまうので軽く当てる様にしましょう!
アイロンはタテに滑らせ、ヨコに滑らせ~という風にかけて行きます。
斜めにやったりしてもさほど問題は無いのですが、タテヨコにかけて行く方が生地のシワを綺麗に撮る事が出来ますよ^^
作図用紙とサイズ通りに製図し、裁断していきます!
この時、生地のタテとヨコを定規できちんと測って作図しましょう。
パーツはキルト1枚、プリント地2枚、プレシオン接着芯2枚(2枚に分けないと裁断出来なかったため)。カラーテープ2本とDカン1つです!
パーツ【B】は画像のプリント生地になります。
キルトより薄い生地なので芯を張らないとヨレヨレになってしまうので、ここではキルト生地に使われているドミット芯を張って行きます!
ドミット芯は片面接着タイプを使うとアイロンで簡単に張る事が出来ますが、今回は100均のドミット芯(接着なし)のタイプを使っていくのでミシンで仮縫いをして行きましょう^^
プリント地とドミット芯を合わせたらピン打ちをして5㎜幅でミシンにかけます!
仮縫いなので5㎜幅でミシンがけをしましょう!
2枚とも仮縫いが終わったら縫い目を落ち着かせるためにきちんとアイロンも当てる事を忘れずに!
いよいよ形を作っていく為のパーツの縫い合わせを行っていきます!
画像の様にピン打ちをし、1㎝幅で縫っていきましょう!
縫い終わるとこんな感じです!
アイロンできちんと縫い目を落ち着けたら縫い代をキルト生地側【A】に倒してアイロンをかけます。
アイロンで縫い代をキルト生地側に倒したら表から5㎜のステッチを掛けて行きます!
ステッチまで出来たのが下の画像です^^
【A】と【B】のパーツの縫い合わせが出来たら、次は袋状にする為に両脇を1㎝で縫います。
表袋の両脇を縫い終えたら画像の様に底の端を三角にカットして下さい。
カットが終わったら縫い代を折ります。
アイロンをかけてしっかり折りましょう!
次は開き口の縫い代を2㎝測ってアイロンで折り曲げます。
折り曲げたらこうなります!
今回の製作では裏地を1枚取り出来なかったので33㎝を2枚カットして用意しました。
2枚を表が内側になる様にセットしてピンで止め、縫い代1㎝でミシンにかけましょう!
これで1枚で裁断した時の長さ64㎝になります^^
底部分を縫い終えたら両側をピン止めこちらも1㎝で縫って下さい。
両側を縫い終えたら角を画像の様に折り曲げてひっくり返します。
裏返すとこうなります^^
裏返したら開き口を表同様2㎝の縫い代を折り曲げます!
この時はアイロンをして接着させても問題ありません^^
これで裏袋も完成です♪
カラーテープからDカンが外れてしまわない様に仮止めをしておきます。
Dカンを表袋と裏袋の間に挟むので2㎝の位置にチャコペンかフリクションペンで印を付けておきましょう!
表袋と裏地が完成したら2つを合わせます!
裏袋に表袋を画像の様に入れて…
ぴったり上を合わせないで、軽く合わせる程度で構いません^^
合わせたら表に裏返し、ここで端と端を合わせて綺麗にピン打ちしておきます!
合わせたら中心部分にチャコペンかフリクションペンで印を入れます。
印の中心とカラーテープの中心を合わせる様に入れ込みます。
ピンをセット出来たら一気に開き口を縫いますよ^^
端から2.5㎜で開き口を閉じていきます。
次は1.5㎝の間隔で下の画像の様にミシンにかけます!
これでミシンでの作業は終わりです♪
ブレードは付け方が分からない;という方が結構います。
ブレードは手縫いで付けたり、ミシンで付けたり、透明な糸を使ったり…
色んな付け方がありますが今回は【裁ほう上手】という手芸用のボンドをメインに受けていきます!
まずは2~3㎝ほどビーズを外し、下の画像の様にミシンで縫います。
その縫い代をブレードの裏に隠すために【裁ほう上手】を塗りましょう!
【裁ほう上手】を塗ったらアイロンで接着させていきます!
それを表から見るとこんな風に綺麗に処理する事が出来ます!
これでブレードの処理は終わりです。
次はこのブレードを上履き入れの袋に付けて行きますよ( *´艸`)
先ほどのステップでブレードの処理が終わったらいよいよ上履き入れの仕上げとしてブレードを【裁ほう上手】で接着させましょう。
その際、ブレードの縫い目と上履き入れの縫い目を合わせて接着すると見栄えがきれいになります^^
画像のピンクの幅(ステッチ幅)に少しずつ裁ほう上手を塗って、ドライアイロンで上から「ググッと」抑える様に接着させてるとしっかり取り付ける事が出来ます。
ググッと上から圧着させていきましょう!
一周ぐるっと付けれたら完成です^^
上履き入れはDカンを使わずにプリント生地などの共布(上履き入れに使う生地と同じ生地)で輪っかをつくるタイプがあります。
今回の製作でDカンを使わない方法を取らなかったのは、初めて製作される方には《手間》だと考えたからです。
確かに、生地の余りで出来るのでコスパはいいです!
しかし、その輪っかを作るのに時間が掛かってしまう…;
なので今回はその方法ではなくDカンを使った方法を紹介させて頂きました^^
それでも、『安く仕上げたい!』というママさんはnunocotoさんのレシピを参考にされるとよいかと思います♪
参考
上履き袋(シューズ入れ)の作り方nunocoto
こちらのサイトではキットも販売されているそうなので《最短で》製作されたい方にお勧めです!
入学グッズを製作される際、『裏地を付けた方がいいのかな?』『無いとダメかな?』と迷われるママさんも多いかと思います。
なのでここでは裏地を付けるメリット、デメリットに裏地を付けないメリット、デメリットについてお話致します!
裏地を付けるメリット、デメリット
まずは裏地を付けるメリットから上げていきたいと思います。
なんと言っても見栄えが良いです♪
内側にも可愛い柄が広がっていたらお子さんも嬉しいはずですし、ママさんも仕上がりの満足度が高い!
次に裏地を付ける事で持ちが断然良くなります^^
裏地を付ける事で丈夫に仕上がるので何度も洗濯してもヨレにくいんです!
では逆に裏地を付けるデメリットをお話します。
これは作る時の手間が掛かるということ;
表袋と裏袋の2つを作って縫い合わせるので単純に時間が倍になります。
『入園、入学に間に合わない!でも作ってあげたい!』というママさんは裏地無しで製作されてもいいかと思います。
その際、見栄えや丈夫さに欠けることには目をつむりましょう;
さらにもう1つのデメリットと言えば、洗濯をする際に乾きづらいという点;
生地が重なる底や開き口の部分は他の箇所と比べて乾きにくいんです><
天気の良い日に干せば解決する事でもありますが、上履き入れが1つしかない場合は天気の事を気にしてられないので裏地無しの方が逆にいいかもしれません。
裏地を付けないメリット、デメリット
まずは裏地を付けないメリットから上げていきたいと思います。
製作時間が短くて済むので急ぎで作らないといけないママさんや量産しないといけないママさんには裏地無しがお勧めです!
また、購入する生地が少なくて済むのでコスパがいい!
カラーテープやDカンを使わなければ1番安く仕上げる事が出来ます^^
では逆に裏地を付けないデメリットをお話します。
まず、内側は生地の裏が見えるだけになるので見栄えは裏地ありに比べて劣ってしまいますね><
また、裏地がない事で丈夫さも欠けてしまいます;
何度も洗濯している内にほつれや形崩れの恐れがあります。
レッスンバッグはともかく、上履き入れは《立体のもの》を入れるのでマチを付けた方がいい!という声が大きいです。
が、私はマチ無しでも横幅を少し大きめに作れば出し入れに問題は無いと考えていますので今回の上履き入れもあえてマチは作っておりません^^
もし、マチありの上履き入れを作りたい場合はこちらの記事で紹介している《三角マチ》という方法でマチありの上履き入れを作られてみてください!
マチを作る方法で1番簡単ですよ♪
是非参考にされてくださいね^^